イーデルSMS D-GRIND ウエッジレビュー




今回はイーデル D Grind ウエッジを組んでみましたので、打ってみた感想などをレビューしていきます。

先日SNSに挙げた記事がこちら



D Grind ウエッジは、スティープに振りながら深く打ち込むタイプに向いているとWEBにあったので、バンカーやラフ等、トラブル時に使うことを想定して58度を選びました。

写真の通りソールがくぼんでいる独特なバンス形状が特徴です。

昔のプロから発想を得た


最近ではこのような形状のバウンスは、各社で散見されるようになりましたが、昔プロが、ウエッジを使い込んでいくと、なぜか写真のように真ん中がすり減っていくことから発想を得てこの様なモデルが出てきたとか・・・こないとか・・・遠い昔に聞いたことがあります。

最初は困惑


この形状のクラブをゴルフ人生30うん年で初めて使うのですが、ファーストインプレッションはいまいちでした・・

なぜかというと、少しだけ嚙んで入ることが多かったのです。

クラブを眺めながら、入れていく角度やバウンスを当てるイメージをしながら素振りを繰り返していくと、コンセプトがわかってきました。

海外選手が好むフィネスショット

まず初めに、リーディングエッジ側のバンスはほとんどなく、普通に打つとスピンが乗らずにポコんと上がってしまいます。

自分は、バンスをボールの下に入れる角度や位置でスピンをコントロールするバンス職人なので、軟らかめに飛び出しスピンが少ない球種は意図的にしないとでない球種なので、普通に打ってこの球が出ると少し困惑します。

主にローバウンスのウエッジを使うことが多い、最近流行りのフィネスショットという打ち方で、最下点にボールを置いてターフを取らないで打つとこの球種になります。

軟らかめに飛び出しスピンが少ない球種は、手で投げたような飛び方をするので、アメリカをはじめ、海外選手は好んで打つようです。

真逆のハイバウンス


次に開くと後ろの凹みで、強烈にバンスが効いてくるので、バンスが想像以上に引っ掛かります。

イーデルウエッジは、ほかのメーカよりもバンスが多めなのでなおさらです。

どんな時でも、フェースを開いて打つ自分は、いつもと同じように打てばバンスが効きすぎるのは当たり前のことです。

開く量を減らしてあげると、いつもの球種がでてくれましたので、ここは開き具合の調整でいくらでもコントロールできそうです。

バンカー専用でもいい

最後にバンカーショットですが、控えめに言ってめちゃくちゃ優しいです。

自分のクラブよりも打ちやすく柔らかい球が出てくれます。

バンカーは開いてエクスプロージョンで打ちますので、開くと後ろの凹みで、強烈にバンスが効いてくるので、バウンスの恩恵が一番出るシチュエーションかもしれません。

バンカーが苦手な人は、バンカー専用にしてもいいかもしれません。

ここまでの纏め


フェースを開かないと、ローバウンスのクラブで打ったような、フィネスショットのような球種。

ライの状態によって、開く量を理解すれば、バンカー、深いラフやトラブルショットにおいて、バンスがしっかり効いてくれて、だるま落としのようなミスが出にくい。

1本のクラブでローバウンスから、ハイバウンスまでをカバーできる、少し癖のあるクラブ特徴を理解して使えば広範囲をカバー出来る面白いウエッジです。

言い方を変えると、使い手を選ぶウエッジともいえそうですね。

SMSテクノロジー


さらに、バックフェース側に、先から2g、8g、2gとおもりが入っていて、配分や位置調整することも可能で、フェースの開閉タイミングや、フィーリング、振りやすさ(バランス)を変化させることが手軽に変更することができ好みに合わせることができます。

もう機能てんこ盛り状態・・・

私の場合は、全体のバランスアップとトウハング(閉じるのが遅い)気味の動きが好みなので8g、8g、2gのセッティングにしています。



イーデルSMS D Grind ウエッジは、シャフトをはじめ完全カスタムとなりますので、まずは試打していただき、ご自身に合うスペックを探すお手伝いをいたします。



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