メンタル面も重要:ゴルフパッティングの曲がり幅を制するテクニック




今回SNSにあげた記事を深堀してみます。

ゼロラインで真っすぐ狙った位置にパッティングを行うスキルを磨いた後は、傾斜地でも同じようにスクリーニングを行っていきます。

記事の中で取り上げられている生徒さんのケースでは、スライスラインで目標に構えているつもりでも、実際は曲がり幅を大きく見ていたことがわかりました。

この誤差はメンタル的な側面に関係があり実際のパッティングにおいて、視覚情報に支配されていることが分かります。

目に入ってくるのはカップのため目標がカップになってしまい、知らず知らずにフェースを目標(カップ)に向けてしまい、その結果、正しいフィードバックが得られていない為に起きるエラーとなります。

これはプロでもよくあることで、正しい曲がり幅を認識していない為に、多くのケースでアマラインに外している経験則から曲がり幅を多く取ってしまう癖がついていくというものです。



目標に対する鋼の心

この問題を改善するためには、「目標に真っすぐ打っていく」という”鋼の心”が必要であり、心が折れてしまうこともありますが、動画のようにカップの入り口をイメージして、正しいスピードと曲がり幅を覚えていく練習が不可欠となります。

エイムポイントでは、ドロップマッチングと併用することもより一層の効果が期待されます。

心の声を変える

カップに入れようとする意識を捨て、打つ直前にイメージしたラインや目的地点に向かって、自分自身に言い聞かせます。

たとえば、「カップ2つ分左」等と、声掛けすることで、パッティング時の目的をカップから目標に転換することができます。

あまり大きな声でやると、サンデーゴルファーのおっさん(失礼)みたいになるのでw 小声もしくは心の中で行い、様々な条件で練習を繰り返し、慣れてみてください。




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この記事を書いた人:KENTARO ISHIHARA
シンガポール在住15年。海外ツアー経験を経て、現在はプロコーチとして活動中。30年のプロゴルファー経験と世界中の理論を学び、独自の「KIGOLF理論」を構築。実績に裏打ちされた指導により、クラブチャンピオン、プロ志望者、現役プロまでがレッスンに訪れる。

・AimpointインストラクターLV2・Dr Kwon's BiomechanicsインストラクターLV1・Bio Swing DynamicsインストラクターLV2・Singapore PGA・Edel公認フィッター 詳しいプロフィールはこちら>>>

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