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ヒロホンマ パーシモンウッド Hiro Honma 4W

パーシモンと言えば本間、メタルがはやる中で最後までパーシモンを作り続けた伝統の有るメーカです。
このモデルは、多分メタルに移り変わるギリギリのころのクラブではないかと思います。
ですからクラシカルパーシモンと比べ、美しさを残したまま、計算されたシェープ等至る所にテクノロジーが凝縮されているのがわかります。

今回はパーシモンのシャフト交換及び、ライ角の調整をおこなってみたいと思います。

まずは糸を切りシャフトを切断




今回はカーボンシャフトが入っていたので、木と一緒に切ってしまいました。

その時にライ角をフラットにする為にネックを少し斜めに切りました。見て頂くとわかるのですが、ネックが非常に細く繊細なのがわかります。

良くこれで折れないなと感心させられます。これも本間のクラブの美しさを出す技術なのでしょう・・

ライ角を調整



本当はネックを穴埋めしてドリルでフラットに穴を空け直すつもりでしたが、ネックが華奢なので予定変更。

穴をギリギリまで広げてシャフトを斜めにさしてライ角を調整しようと思います。

オリジナルは55度でしたが、角度をつければ52~53度まで持っていく事は可能なはず。

穴を広げた後、シャフトを刺して確認




シャフトとヘッドのギャップを埋める為に、アイアン用のソケットをつけ接着です。

今回のシャフトはダイナミックゴールドX-100のテーパーです。テーパーの細さを生かしギリギリまで角度をつけてみました。

接着と整形

ボンドが乾いた後確認です。フェースの向きもド真っ直ぐにする為に当然シャフトは右刺しです。少しくの字に角度がついているのがわかります。フェースの向きをいじるとロフトが立ち過ぎてしまいますので注意しましょう!!





ギャップが目立ちますのでこの後ボンドでパテ埋めして行きます。
糸を巻く時にギャップが出来ないように,シャフトにもボンドを盛っていきます。乾いてはボンドを乗せ乾かすの繰り返しです。



乾燥後、ヤスリで整形して行きます。

糸を巻いて強度を出す

最後に糸を巻くのですが、シンガポールにはパーシモン用の糸を見つける事が出来あかったので、釣り糸と,バトミントンのガットを買ってきました。

釣具屋に、最初に切ったた糸を持参し、これと同じ物をくれと店主に言ったら、目を丸くされ What kind of fish do you catch? といわれました。釣り糸にしては太すぎるから当然ですね!

この糸の巻き方でネックの強度が左右されますので、両者を比べどちらにしようか迷いました。

釣り糸は強いが少し伸びるので,出来る限り伸びないで固定出出来そうなバトミントンのガットを使うことに。

純正の美しさとは違う無骨な本間に




強度を上げる為に、糸を少し多めに巻きました。

純正の美しさとうってかわり,少し無骨な本間パーシモンの完成です。

この後ライ角を計測した所53度。イメージ通りのクラブに出来上がりました。

ただ本当は50度のクラブを作りたかったのですがネックの事情で出来ませんでした。

ライ角を本格的にやるには塗装も剥がさないと行けなくなると思うのでこれはこれでよしとします。

次回はもっとネックの太い物を探して挑戦したいと思います。(実は既にオークションで6本落札していてアメリカからの到着を待っています)

さいごに - 名手のライ角は?


昔の名手達が使っていたウッドのライ角は50度を切ると言われ、私のコーチは48度!!とかのクラブをつかっています。フラットなクラブを使うことにより、より多くのストレスをシャフトに封じ込められるからです。又フラットなクラブは、腕が体から離れにくくするメリットもあります。

ヒッタースイング研究に明け暮れ、Mr Hoganにあこがれて


この当時は、ヒッタースイングを構築するにあたり、Ben Hogan を始めとする、ボールストライカーたちの研究に明け暮れていまいた。

その為、彼らがどんなクラブを使い、素晴らしい偉業を達成してきたのかに興味を持ち、自らパーシモンウッドを改造。

1950年台に活躍していた選手のクラブスペックなどを研究し現代に蘇らせるという夢の様なことをしていた時期でもあります。

実際にと同じスペックのクラブを手にして、打ってみることにより、当時どのようなスイングメカニズムがなされていたかも理解することが出来ました。

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