ハンドパスとクラブCOM

 
スイング動作を語る上で、クラブの重心(Center of Mass:COM)ハンドパスは、
密接に関係しており、これらを切り離して考えることはできません。


この関係性を理解するうえで、ジェットスキーや
バナナボートの動きをイメージすると非常に分かりやすくなります。

ジェットスキーや船が「ハンドパス」、バナナボートや滑る人が「クラブの重心(COM)」に相当します。

船が旋回を始めると、バナナボートは最初、横に取り残される形となり、その後、船の動きに引っ張られて、今度は反対方向へと大きくはじき出され強烈な遠心力が発生します。

一方で、船とバナナボートが一直線に揃っており、引っ張られる方向が完全に一致している場合、両者の間には相対的な動きが発生しないため、外的な力の影響も少なく、非常に安定した状態となります。

このような関係性は、スイング中のクラブの重心とハンドパスの動きにも当てはまります。

つまり、「アンダースイング」と「カバースイング」では、「ハンドパスの軌道や動き」が異なることで、「クラブの重心」に対してどのような力が働くか、どのように遠心力が発生するかが変化し、それぞれのスイングの特徴や結果にも大きな影響を与えるのです。


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この記事を書いた人:KENTARO ISHIHARA
15年間シンガポールを拠点にプロツアー参戦と指導経験を積み、現在は日本でプロコーチとして活動中。25年以上のプロゴルファー歴と世界中で学んだ理論をもとに、独自の「KIGOLF理論」を構築。クラブチャンピオンからプロ志望者、現役プロまでが信頼を寄せる本格的なレッスンを展開している。

・AimpointインストラクターLV2・Dr Kwon's BiomechanicsインストラクターLV1・Bio Swing DynamicsインストラクターLV2・Singapore PGA・Edel公認フィッター 詳しいプロフィールはこちら>>>

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