加速させてインパクトはやめましょうというお話


以前もお話したように、振り子は、減速してインパクトするのでフオロースルーはテークバックより短かくすることが重要でパッティングコーチの間では常識となってきています。

例えば緑まで上げたエネルギー量を100とすると、減速しながらインパクトで50減るとすると、残りの50がフォロースルーとなり同じ位置の緑まで届かないのがわかります。テンポリズムにより加速減速は増減しますが、そこが個々の選手のフィーリングとなってくるわけです。

黄金比を守り練習すると距離感が良くなってきますので、加速させてインパクトを迎える打ち方はやめましょう。

加速させてインパクトさせるということは、ボールとのコンタクト時間が長くなり、ボールの打ち出し角度増加、スピン量の増加、スキッド量の増加に繋がりスピン軸が安定しなくなり転がりが悪くなります。

従い強く打てば打つほど飛ばなくなるという矛盾か生じやすくなります。

一流の選手は、距離に対して一定の打ち出し角等諸々揃えるようにしています。

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この記事を書いた人:KENTARO ISHIHARA
シンガポール在住15年。海外ツアー経験を経て、現在はプロコーチとして活動中。30年のプロゴルファー経験と世界中の理論を学び、独自の「KIGOLF理論」を構築。実績に裏打ちされた指導により、クラブチャンピオン、プロ志望者、現役プロまでがレッスンに訪れる。

・AimpointインストラクターLV2・Dr Kwon's BiomechanicsインストラクターLV1・Bio Swing DynamicsインストラクターLV2・Singapore PGA・Edel公認フィッター 詳しいプロフィールはこちら>>>

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