キャメロン・スミスがパッティングで気をつけていること

2022年全英オープン覇者キャメロン・スミスといえばパッティングですが、同氏のパッティングで気を付けているコメントで興味深い内容がありましたのでご紹介します。

  1. パターのセットアップポジションに毎日20分以上かけて注意を払っている
  2. ライン の読みと転がりのビジュアライゼーションに力を入れている
  3. フォロースルーはテイクバックよりも短いこと

それにより、
  • フェイス面でのスキッドが減る
  • サイドスピン量を減らしスタートラインに乗りやすくなる
  • 転がるパターンが一定になる

世界中のパッティング・ツアーコーチが向いているベクトル

2022/726 JLPGAレギュラートーナメントにて

世界のツアーコーチ達の常識であり、一般的に言われている「フォロースルーを大きく」「加速させて打つ」は、向いているベクトルが違うのがわかります。


が何を意味しているのかというと、「振り子」です。テンポとタイミングの調整、それにより「加速」と「減速」をチューンして「振り子ストローク」が実現します。


以前から自分のところに来てもらっている、ツアー選手、プロ、競技アマ、競技ジュニアの選手には、を詳しく説明して重要性を説いています。


「振り子ストローク」ができると、スティンプ、勾配を加味した最適なストローク幅が計算できるようになります。


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この記事を書いた人:KENTARO ISHIHARA
シンガポール在住15年。海外ツアー経験を経て、現在はプロコーチとして活動中。30年のプロゴルファー経験と世界中の理論を学び、独自の「KIGOLF理論」を構築。実績に裏打ちされた指導により、クラブチャンピオン、プロ志望者、現役プロまでがレッスンに訪れる。

・AimpointインストラクターLV2・Dr Kwon's BiomechanicsインストラクターLV1・Bio Swing DynamicsインストラクターLV2・Singapore PGA・Edel公認フィッター 詳しいプロフィールはこちら>>>

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