ツアープロのスイングデーターと修正

試合から戻ってきて移動日の前に千葉に寄ってもらい調整。

今日は前から気になっていた、リリースパターンの修正。
以前は、青線ダウン以降に更に溜めが深くなりチク(棘)が出ていて、ピークがインパクト寸前から急激なリリースパターン。
緑線ベント側のタイミングピーク(赤線)との乖離が強く、手首の構造から見ても、手首への負担が大きく怪我にもつながる可能性が懸念されます。

ビフォー














アフター



プレッシャーポイントを変更。

青線はまだ名残が残るものの、曲線が平滑化され、緑線(ベント側)もなだらかになり、ガンマトルクを徐々に入れている様子が見て取れます。
一番の収穫は、狙っていたピークのマッチング。赤線と黄色線のずれがかなり改善された事により手首の負担軽減、リリースタイミングがマッチする事により安定したデリバリーが出来る様になってきました。
間接的にですが、インパクト直前の振れ幅(紫丸)も減少していて、フェース面(ロフト)の安定も獲得できています。
試合をしながら変えていくのは、教える側も壊さないようにと気を遣いますし、選手側もパフォーマンスを落とさないようにと、難しい部分でもあります。
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この記事を書いた人:KENTARO ISHIHARA
シンガポール在住15年。海外ツアー経験を経て、現在はプロコーチとして活動中。30年のプロゴルファー経験と世界中の理論を学び、独自の「KIGOLF理論」を構築。実績に裏打ちされた指導により、クラブチャンピオン、プロ志望者、現役プロまでがレッスンに訪れる。

・AimpointインストラクターLV2・Dr Kwon's BiomechanicsインストラクターLV1・Bio Swing DynamicsインストラクターLV2・Singapore PGA・Edel公認フィッター 詳しいプロフィールはこちら>>>

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