私のパッティングページには、「私はパターが下手でした」と始まっています。
これは何を意味するかと言うと、「過去との決別」を表し、もう今までの自分ではないと言う決意の表れでもあります。
心理学的にも、「パターが下手だったけども今は違う」と、自分の「フレーム」をずらすことによって、「パラダイムシフト」が起こります。
今回レッスンさせていただいた中学生の女の子
ゴルフ歴は3年、30台で回ることはあるが、「パッティングがパッとせず安定しない」と、お父さんからの依頼でレッスンさせて頂きました。
まずはじめに、彼女も打っている姿を、5分ほど眺めさせてもらい、原因がどこにあるのかすぐにわかりました。
多くの人は基準がずれている
ここで詳しく書けませんが、「自分の感覚」と、「一般的基準」との「乖離」によるものが原因でうまくいかないと言うことがわかりました。
今回レッスンした彼女だけではなく、「今まで見てきた人」ほとんどの人に当てはまることで、特に珍しいことではないのです。
私も同じく「過去」には、「ずれて」いました。
早速彼女の「基準」を、「一般基準」に合うように、「キャリブレーション(調整)」することにしました。
キャリブレーション後
キャリブレーションをしっかりした後に、再度ボールを転がしてもらい、「基準」と「ストロークの乖離」に意識を向けてもらうことにしました。
こっから先は、「感覚」の領域になり、別の方法でアプローチしていきました。
当の本人も驚いていたようで、今までいかに「基準」がずれていたか理解したようで、自分でストロークを調整し、「自己修復」することに成功しました。

最初のテストでは、レール上にボールを転がすこともままならなかったのですが、「自己修復」後は、かなりの確率でレール上を転がすことができるようになったのです。
「彼女」の「ニコニコ」している姿を見ていれば効果の程は明らです。
最後に、冒頭でお話しした、「私はパターが下手でした」と、声を出して言ってもらい、過去との決別をして完了です。
それでは世界の何処かでお会いしましょう!