今回は,スイング改造する手順を書いてみたいと思います。
大げさにスイング改造する迄もないにしろ,練習でチョット癖を直したいなんて考えている方にも有効な考え方だと思います。
スイング改造に着手するにあたり,自分がどのようになりたいか理想像をイメージします。
ただ綺麗なスイングをしたいとか、真っすぐ球を飛ばしたいという曖昧なイメージではなく,自分の弱点はこうだから、このように直したい等と出来るだけ明確にイメージします。
闇雲にスイング改造に着手しても以前より悪くなるので、もし自信が無いのであれば、どの様になりたいのかをイメージした後,そのイメージを近くのプロに相談してみて下さい。
これから上げる3つのキーワードの上から1,2,3の順番を守りスイング改造をしていきます。
- FEEL
- OBSERVE
- APPLY
FEEL
自分の弱点をはっきり自覚し,その弱点を修正した際に起こった内面的な感覚を強く感じ、今やっている事(新しい動き)をイメージする
OBSERVE
FEELで感じたイメージに対して起こった出来事を観察します。
簡単に言うと,フックを打ちたいのであれば,改造したスイングで打った球が何処に飛んで行ったか?どのぐらい曲がったか?フックが出続けているか?等を観察します。
この時に目標を狙って打ったりすると,体が微調整して、昔のスイングに戻ってしまうので,あえて目標を狙ったりせずに打ち、新しい動きによって生じた結果が出ているかひたすら確認します。
APPLY
今迄の過程で起きた事をデータとして記憶(記録)しておき,コースで出来るかどうか試してみます。
ラウンド後,コースでどれぐらい出来ていたか自己分析し,練習場でFEEL、OBSERVEの順番で練習を繰り返してください。
精度は時間とともに上がって来るので、始めのうちは心配せずに、フックを打ちたいなら、どれだけ曲がろうがフックを打ち続ける様にします。
たまにスライスが出てしまうのであれば,未だ新しい動きが出来ていない証拠ですので、ひたすら新しい動きを上記手順を踏みながら練習してみて下さい。
過程を大事にする事で結果は必ず変化となってついて来るはずです