懇願していたブツが遂に届きました。
ジャジャーン
Masdagolf のプロトタイプアイアンです。
このアイアンの特徴は何と言ってもクラシカルなスペック。オフセットがなくネックも最近のクラブのように短くなくすごく長いです。
最近のクラブは重心を芯の近くに合わせるように、ネックを短くして重心をセンターに寄せる設計がされています。キャロウェイなんかがいい例ですね。
しかしこのクラブはこの事を完全に無視して設計されています。
以前デザイナーの増田さんとお話したところ、重心位置と芯は関係ないと仰っていました。
だからこのような設計になったんだと思います。
なぜ長いネックが必要かというと、ネックを2度曲げしてロフトを変えずにオフセットを取り除く事ができるからです。
私のスイングは、ゴルフィングマシーンで言うヒッターです。
ヒッターは余計なクラブの開閉を防ぎながら振ります。スライサーに恩恵があるオフセットですが、私にとっては必要ないというか、むしろ邪魔です。
あと超ストレートネックだとバターナイフのようにリーデイングエッジが出るので、開いていたクラブフェースがインパクトに向かいながら閉じるイメージがだしやすいと言うメリットもあります。
当然重心はネックよりの高い位置に位置します。
私はボールをネックよりの高い位置で打ちますからこれも私に好都合です。以前から流行りのフェース高が低いクラブで打つとどうしても芯の上で打ってしまいボールが弱々しくなるのが私の悩みでした。私のコレクションの70年代のビンテージクラブで打った方がいい球が出るので溝の規制がなければ使いたいぐらいでした。
また、ボールストライカーと言われている人たちは、この位置で打つ人が多いのも事実で、昔のクラブはネックが長いものが多いのもそうした背景があったからかもしれません。
私がボールストライカーだというわけではありませんが、傾向が似てきているのは良いスイングに近ずいている証拠かもしれません。今後ボールストライカーと呼ばれるぐらいになりたいですね。
まだ組んでいないのですが、大体以下のスペックで組んで見たいと考えています。
[raw_html_snippet id="adsikaku"]このセッティングは理論に裏付されたヒッター仕様のスペックですが、ライ角、重さ、ロフトは今のクラブとかなりかけ離れていますので注意してください。真似すると打てなくなる可能性がありますので試したい方だけどうぞ!
番手 / バランス / 長さ / ロフト / ライ角
3 iron D 6 39 20 53
4 iron D 6 38.5 24 54
5 iron D 6 38 28 55
6 iron D 6 37.5 32 56
7 iron D 6 37 36 56
8 iron D 6 36.5 40 57
9 iron D 6 36 44 57
PW E 2 35.5 50 58
Gap PW E 2 35 56 58
SW E 9 35 56 66