PGAプロのティーショットの黄金率というのが有るんですが、
それをベースに計算してみました。
コースは自分の試合でよく使うシンガポールのラグナ。
自分用に試合戦略を練るために作りました。
赤で取り消し線が引いてあるのは、
パー3とパー5で無視して下さい。
真ん中の太枠がPGA選手の平均比率で、
左が5%距離を落とした物で右は5%増やした物です。
このコースでは最低294y飛ばさないと、
PGA選手と同じように回れないのが分かります。
それをベースに残りの距離を算出して、
PGAのGIR(パーオン率)が60%以下に
なってしまうホールを赤に(要注意ホール)、
70%近く乗る距離を緑に(ボーナスホール)で表してみました。
5%距離を落としただけで
3ホール要注意が出ているのが分かります。
逆に5%PGA選手より飛ばすと殆どが、
ボーナスホールに化けているのが興味深いです。
この場合316yが最長で、
現在上位に来ているPGAプレーヤーであれば、
問題なく飛ばせる距離でも有り、
これだけ飛ばさないと上位に行くのが
難しい事を示唆しています。
後は、残りの距離をコースガイドと照らし合わせて、
落とし場所に障害物が無いか確かめます。
有る場合、刻めばそこは要注意ホールに変身しますので、
超えていくか刻むかを事前に決めておけば焦ることも無いでしょう。
後はグリーン上のゼロラインを調べておいて、
当日のピンポジションに合わせてのせる場所を
決めていければいいですね。
そこまで調べる時間があれば良いですが(汗)
グリーン上では、又他のデータと照らし合わせて、
バーディー出現率を調べればスコアーを大体予想できますね。
もし、5%距離を落とした最小距離よりも、
自分のティーショットが出ない場合、
このコースを攻略すること自体無謀、
一つティーグラウンドを前に
しなければいけないことが分かります。
レッスンではなぜスコアーが出ないかを、
このようなデータを元に分析することもあります。