先日のウエッジ盗難事件から新規ウエッジ導入後3ラウンド終えました。
テスト後の各クラブのインプレッション
- 50度は110y強
- 55度は90y強
- 60度は狙った距離がでているも、45y当たりから狙った方向より右にでていく。
テストを繰り返していたのですが、スピード感、インパクトでボールを押していく
トルク感が出てこない感じがして、届いて欲しい距離にチョット足らない感じなので
再度調整することにします 。
組み直し考察
スピード感、インパクトでボールを押していくトルク感が出てこないのは、単純にシャフトの長さが足りないのでは無いかと思い、ロフトを弄る前にシャフト交換して見ることにしました。
100yぐらいのフルスイングに近い当たりで、シャフトがねじれて少し左にロールする感じがあるので、既成のDG−S200からX100にこの際変えてみます。
組み立て
まずシャフトを抜き、グリップはまだ新しいのと、
又何時組み直すか解らないので、オリジナルをそのまま使うことに。
注射器でグリップの中に溶解液を空気と一緒に入れてグリップを抜きます。
3本とも綺麗に抜けました
次にDG-X100を長さに合わせて切ります
- 50度36インチ(35.5インチ)
- 55度35.5インチ(元35インチ)
- 60度はDG-S200のままで何も変えませんでした
クラブとシャフトを接着からの右差し
写真のように寝かせて乾かしました。
普通は立てて乾かすのですがあえてこのようにします。
ドライバーのフェース向きなどを調整する際に行われる方法で、
このように少し角度を付けるとフェースが右を向いて被って見えなくなるのですが、
今回は前回曲げてグースを付けたネックとの流れを作る為と、
見た目が少しグースになるようにと意図して「右差し」を行いました。
通称「右差し」と言われる方法で、ホーゼルとシャフトの間の
僅かな遊びを利用して角度を付けていく方法です。
「右差し」は昔から有る方法で、今は、通称「カチャカチャ」と言われる
ドライバーのロフト等を簡単に変更できる物に応用されています。
解りづらいですが少し逆くの字になっているのが見えるでしょうか?
グリップ を入れる
グリップを入れると言っても、好みにより色々な方法が有ります。
拘るプロは、「かなり複雑な下巻き」をしたり、
工夫したりと握りやすさの追求に余念がありません。
当然バックライン有り無しは勿論のこと、「バックラインの位置」まで気を遣います。
私の場合、寸胴で少し太めが好みなので、3枚レイヤーを巻いた後、
右手の部分だけ更にもう一枚。両面テープと合わせると計5枚ものレイヤーとなります。
これを全セットやるんですから、グリップ交換と行っても大変です。
バックラインは、リーディングエッジに対して少しだけ反時計回りにさして、
指の引っかかりを強めるようにしています。
出来上がりスペック
シャフトを抜いたので再度ライ角調整
試打してきた感じで大体このくらいか?という当たりを付け以下の数字に変更。
- 50度 ライ角62度 長さ36インチ
- 55度 ライ角63度 長さ35.5インチ
- 61度 ライ角64度 長さ35インチ
打った感じでスペックを出してきましたが、
よく見ると今回は良い感じに数字がフローしていました。
私の場合、「あまり数字をぴったり」にする事に拘らず、
打って狙った球筋や距離が出ていたらバラバラでも問題無しと考えます。
結果が全てですからね・・
今週のラウンドで再度確認してみます